
「今から」と送って1時間連絡しなかった私に、彼から「今からの続きは?」「体調悪い?」「おーい」の3連投
コラム
合流したときの彼の顔
カフェに駆け込むと、窓際の席で彼が小さく手を振っていました。「ごめん、寄り道してて」と謝りながら向かいに座ると、彼は冗談めかして「来た。よかった、本当に」と笑いました。
「3連投、面白かった」と私が言うと、彼は「正直、どこかで倒れてるのかと思って」と返してきました。冗談の口調でしたが、目の奥はそうでもありませんでした。私はのど飴の袋をテーブルに置きながら、たかが1時間でこんなふうに心配してくれる人がいるんだということを、急に重く受け止めていました。
そして...
帰り道、彼が「実は前に付き合っていた人に、待ち合わせをすっぽかされたことがあって」と話してくれました。それ以来、待たされる時間がいつもより長く感じてしまうのだそうです。
私の「今から」は、ただ少し寄り道する前のひとことでした。でも彼にとってその1時間は、過去の出来事を引き寄せてしまうほどの長さだったのかもしれません。次からはもう少しまめに連絡しよう、と思いました。「体調悪い?」と聞かれて笑った気持ちと、笑い切れなかった気持ち、どちらも本当でした。
(20代女性・事務職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)



























