
彼女に「今から」と送られたまま1時間。送るか我慢か迷った末、俺が打った3連投の最後は「おーい」
コラム
俺は付き合って8カ月になる彼女がいます。普段はあまり連絡を急かすタイプではないつもりでした。ところがある土曜の昼下がり、彼女から届いた「今から」のひとことから、俺の1時間は思いがけず長いものになってしまったのです。
歩いて10分の距離
午後2時、駅前のカフェで彼女との待ち合わせ。彼女からのメッセージで「今から」と届いたのを確認して、俺はアイスコーヒーを1杯注文しました。彼女の家からこのカフェまでは歩いて10分の距離です。15分もあれば顔を見られるはずでした。
20分が経ち、コーヒーを半分まで飲み終えても彼女は現れません。「途中でなにか買ってるのかな」と思って、もう少し待つことにしました。30分が経った頃、ようやく違和感が芽を出しました。歩いて10分の距離なのに、30分来ない理由が思い当たらなかったのです。
送るか、我慢か
40分が過ぎた頃、ホットコーヒーを追加で注文しました。「今どこ?」と送ろうとしては、消す。それを何度も繰り返していました。重く見られたくなかったのです。普段は「待たされても気にしないタイプの彼氏」でいたかった。
でも、頭の中ではよくない想像が膨らんでいきました。事故にあったのかもしれない、急に体調が悪くなったのかもしれない、あるいは、来るのが嫌になったのかもしれない。
実は以前に付き合っていた人にカフェで2時間待たされたあげく、メッセージで別れを切り出された経験がありました。あの記憶が、ゆっくりと蘇ってきていました。
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3連投を打った3時

























