
「この服どっちがいい?」に「右」「左は嫌」しか返さない彼の、不器用な本心が見えた話
コラム
私たちは付き合って1年半になるカップルです。彼は穏やかで優しいタイプですが、メッセージの返信がとにかく短く、ひとこと、ふたことで終わることがほとんどでした。最初は気にしていなかったその癖が、あるとき限界に達した出来事があったのです。
服選びで限界が来た夜
デート前日の夜、私はワンピースを2着並べて写真を撮りました。
「この服どっちがいい?」。彼の意見が聞きたかったし、デートを楽しみにしている気持ちも伝えたかったのです。
しばらくして返事が届きました。「右」。それだけでした。スマホの画面を見つめて、思わず眉を寄せました。理由のひとことくらい添えてくれてもいいのに、と思いながら「なんで?」と聞き返しました。返ってきたのは「左は嫌」というメッセージ。私は画面に向かって思わずつぶやきました。「いや、嫌な理由を聞いてるんじゃなくて」と。
いつもこの調子の返信
思えば、彼の返信はいつもこんな感じでした。誕生日にプレゼントをあげた時の感想は「ありがとう」だけ。新しい髪型を見せても「いいんじゃない」だけ。私の手料理を食べても「うまい」と短く言うだけ。
友人の彼氏は、こちらが聞いてもいないのに、似合う色やシルエットの話まで詳しくしてくれるそうです。それと比べて、うちの彼ときたら、感想を聞き出すのにこんなに苦労するのか、と少し落ち込んでしまいました。冷たいわけではないのは知っています。デートの計画はちゃんと立ててくれるし、待ち合わせに遅れたこともない。それでも、言葉が欲しい瞬間というものがあるのです。
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思い切って伝えた本音
























