
「昨日楽しかったね」と送ったら「会ってないけど」→彼の追撃が地味に痛かった
コラム
冗談に紛れた本音
返信のタイミングを失っていた私のところに、もう一通メッセージが届きました。
「冗談だけど、ちょっとさみしかったかも」
冗談だから笑っていいはずなのに、その一文を読んで、私はベッドに座ったまましばらく動けなくなりました。
会った日を間違えるということは、その日のことが私の中で当たり前になりすぎていたということ。会えなかった水曜日のことを、私は何も覚えていなかったのです。
彼はきっと、いつも通りの日々の中で、私からの連絡を少しだけ楽しみにしていたのかもしれません。そう想像したら、申し訳なさが込み上げてきました。
そして...
翌日、仕事帰りに彼の好きな焼き菓子を買って、彼の家を訪ねました。インターホン越しに「ごめんね」と言うと、彼は少し笑って「いいよ、もう」とドアを開けてくれたのです。
それでも、お菓子を渡しながら「水曜日、何してたの?」と聞きました。「普通にゲームしてた」と彼。私はその日のことを聞きながら、これからは火曜も水曜もちゃんと覚えていようと思いました。
「地味に痛い」追撃の一言は、彼の中の小さな寂しさを教えてくれたのです。あの夜から、私はメッセージを送る前に、ほんの少し、彼の今日を想像するようになりました。
(20代女性・事務職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)


























