
「何もいらない」が口癖の俺→当日プレゼントなしの誕生日に、本音を漏らした結果
コラム
俺は付き合って2年になる彼女がいる会社員です。物欲は薄いほうで、誕生日に何が欲しいかと聞かれても、いつも「何もいらない」と答えてきました。けれど自分の誕生日が近づいたある夜、その口癖がどれほど厄介なものか、初めて思い知ったのです。
いつもの答え
ある夜、彼女からメッセージが届きました。「誕生日、何が欲しい?」と。即答で「何もいらないよ」と返したのは、いつもの癖のようなものです。実家でも友人にも、誕生日に何かをねだったことはほとんどありません。
「本当に?」と続けて聞かれたとき、ほんの少しだけ心がざわつきました。けれど「うん」と短く返してしまったのは、ここで「あれが欲しい」と言うのが急に気恥ずかしくなったからです。
誕生日当日は彼女と家で過ごす予定。それだけで十分だと、自分に言い聞かせた気もします。返信を送ったあと、なぜか妙にスマホを見つめる時間が長くなりました。
「ケーキだけ?」と言った自分
誕生日当日の夜、彼女がうちに来ました。玄関で手渡されたのはチーズケーキの箱です。「これ、好きなやつ買ってきたよ。お誕生日おめでとう」と笑う彼女に、俺は「ありがとう」と返しながら、無意識に「ケーキだけ?」と口にしてしまいました。
言ってから後悔しました。何もいらないと言ったのは自分のはずです。それでも、心のどこかで「でも何か用意してくれるかもしれない」と思っていた自分がいたのです。食卓を囲んでも、その違和感が消えませんでした。せっかく彼女が来てくれているのに、会話に集中できず、相槌ばかりが増えていきました。
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口癖の正体

























