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「電話よりチャットで話そう」と頼んだ私→「なんで」と聞き返した彼が試した1週間

コラム

文字でなら、言えたこと

最初の数日はぎこちないものでした。「お疲れ。今日どうだった?」と彼が送ってきて、「疲れた〜」と私が返す。電話だったら、もう少し声色で取り繕えたはずの一言が、文字だと素っ気なく見えるのが少し怖かったのです。

でも数日後の夜、私はめずらしく長いメッセージを打ちました。上司に理不尽に叱られたこと、納期が動かないこと、最近自分の好きなことに時間を割けていないこと。電話なら絶対に言えなかった愚痴を、何度も文章を直しながら送りました。

彼は翌朝、丁寧な返事をくれていました。「読んだよ、お疲れさま。今度ゆっくり聞かせて」と。

そして...

日曜の夜、彼から「明日で1週間だね」とメッセージが届きました。

月曜の夜、彼はこう送ってきました。

「1週間やってみたけど、なんとなくわかった気がする」私はその一文を、何度も読み返しました。「ありがとう。電話が嫌いなわけじゃないよ」と返しました。

文字だから伝えられることがあって、声でしか伝わらない温度があって、たぶんどちらも正解じゃないのだと思います。

私が「電話を休みたい」と言えたこと自体が、私たちにとって新しい一歩だったのかもしれません。今夜、久しぶりに自分から「少し電話する?」と送ってみるつもりです。

(20代女性・Webデザイナー)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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