おしゃれと恋で もっとかわいく - ハウコレ
SP用検索ボタン
メニューはこちら

ホテルの予約から彼女の名前を外した僕。冷たく突き放した本当の理由

コラム

喜ぶ顔の前に奪っていたもの

観光の間、彼女はずっと口数が少ないままでした。僕が写真に誘っても、笑顔がぎこちないのです。そのうしろ姿を見ているうちに、自分のしたことの重さに気づき始めました。部屋に戻り、用意してもらった花束とケーキを見せて、僕は打ち明けました。「本当は、サプライズにしたかったんだ」彼女は驚いた顔をして、それからうれしそうに笑ってくれました。けれど、その笑顔には、どこかためらいが残っていました。サプライズは成功したのに、僕は彼女を長いあいだ不安にさせてしまっていたのです。

そして...

彼女は思い切って、気持ちを話してくれました。名前が消えていて、隠されているようで不安だったこと。一言でも理由があれば、あんなに悩まなかったこと。僕は「ごめん、そこまで考えてなかった」と頭を下げました。喜ばせたい気持ちが先走って、彼女がどう感じるかを置き去りにしていました。サプライズの中身より、彼女を安心させることのほうが、ずっと大事だったのです。次に旅行へ行くときは、予約者の欄に二人の名前を並べようと思います。隠しごとのない計画でも、彼女はきっと笑ってくれる。そう信じられるようになりました。

(20代男性・会社員)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

  • X
  • Line