
元カノを追い出せなかった俺が、彼女に「誠実な人間じゃない」と打ち明けた理由
コラム
逃げるのを、やめた日
元カノがようやく出ていくことが決まった頃、俺はもう自分に嘘をつけなくなっていました。これから彼女と二人でやり直すのに、こんなずるい自分のまま隣に立つ資格はない。そう思ったのです。
俺は彼女に会いに行きました。向かい合って、これまでのことを全部話そうと決めました。「俺は、君が思ってるほど誠実な人間じゃないんだ」。情けない告白でした。それでも、それを口にできたことが、俺にとって初めての誠実さだったのかもしれません。彼女がどんな反応をするのか、こわくてたまりませんでした。
そして...
元カノは部屋を出ていき、俺の生活はようやく落ち着きました。彼女は、あの告白のあとも、俺のそばにいることを選んでくれました。
全部を許してもらえたとは思っていません。それでも、逃げ続けた俺に、もう一度やり直す時間をくれたのです。だからこそ今度は、あの送金メモの一行ではなく、ちゃんと顔を見て、本当のことを伝えていきたい。誠実なふりではなく、不器用でも正直な自分でいること。それが、彼女への遅すぎる返事なのだと思っています。
(30代男性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)




























