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「電車まだあるよ?」と写真を送った俺→よかれと思った一枚が、彼女の心を決めていた

コラム

さっきまで会いたいとやりとりしていた彼女から届いた、たった一行。よかれと思って送った乗換案内が、なぜ別れの言葉を呼んだのか。俺がそれに気づいたのは、すべてが手遅れになってからでした。

彼女に会いたいと送ったあと、俺は乗換案内のアプリを開いていました。終電がまだあるか、念のため調べておこうと思ったのです。画面には、彼女の駅から俺の家までのルートがちゃんと残っていました。よかれと思って送ったその一枚が、彼女の答えを変えてしまうとは、思ってもいませんでした。

会いたいときは、呼べばいいと思っていました

彼女とは付き合って長くなりますが、会うときは決まって俺の部屋でした。「今すぐ会いたいから、こっち来てよ」。その日もいつもの調子で、そう送りました。彼女はいつも来てくれていたし、それが当たり前になっていたのだと思います。来てくれることが彼女の優しさだなんて、その時の俺は考えたこともありませんでした。

「無理だよ」に、俺が返したもの

返ってきたのは「もう遅いし、終電なくなるから無理だよ」というメッセージでした。終電がなくなる。それなら調べてあげればいい。俺は単純にそう考えて、乗換案内の画面を開きました。彼女の駅から俺の家まで、電車はまだ動いている。その画面をそのまま送って、「電車まだあるよ?」と添えました。これで解決だ、くらいの軽い気持ちでした。彼女が何にためらっているのか、考えようともしていなかったのです。

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