
「ハンドメイドなんて、材料費だけでしょ」「ケチすぎ笑」→行列の最後尾に並んで気づいたこと
コラム
手作りなんてお金をかけずに作れるもの。そう思い込んでいた私は、友人の作品を軽く見ていました。けれど人で賑わうあの売り場で、自分の言葉がどれほど浅かったかを思い知るのです。
SNSをながめていたら、友人がのせた手作りアクセサリーの写真が流れてきました。お店に並んでいてもおかしくない出来栄えに、私はその写真を保存して、軽い気持ちでメッセージを送ります。その一通が自分に返ってくるなんて、そのときは思ってもみませんでした。
軽い気持ちで送ったひと言
写真を送りながら、私はこう書きました。
「これ、今度会った時ちょうだい」
友人が販売を始めたのは知っていましたが、どこかで趣味の延長くらいに考えていたのです。するとすぐに返事が来ました。
「わかった!1500円でおねがい」
お金を取られるとは思っていなかった私は、つい打ち返してしまいます。
「え、うちら友達でしょ?友達から金取るの?」
さらに、こう付け加えました。「ハンドメイドなんて、材料費だけでしょ」今思えば、ずいぶん失礼な言い方でした。
ケチだと決めつけた私
友人からは「ごめん、これはお店に出してる商品だから」と返ってきました。私はそれを受け入れられず、「ケチすぎ笑」とだけ送って、それきり連絡をしなくなったのです。
納得がいかないまま、共通の知人に、あの子は付き合いが悪くなったとこぼしました。無理なお願いをした自覚もないまま、勝手に距離を感じていたのだと思います。一つを仕上げるのに彼女がどれだけの手間をかけているのか、私は想像すらしていませんでした。
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人だかりのできた売り場で

























