
「レートくらい知ってたよ。」シール交換でクラスの女の子に出し抜かれたと思っていた息子の、思わぬ一言
コラム
リビングの机に、息子のシール帳が開いたまま置いてありました。ぎっしり埋まっていたはずのページが、ところどころ寂しくなっています。お友達と交換してきたのだと聞いて、私はなんだか落ち着かない気持ちになりました。
束で渡して、数枚だけ持ち帰る
息子はクラスの女の子とよくシールを交換しています。持ち帰ってくるのは、いつもキラキラ光る恐竜のシールが数枚だけ。その代わりに、自分が集めていた動物のシールを束のように手放しているようでした。私の目には、かわいい動物のシールをごっそり渡して、けばけばしい恐竜を少しもらっているようにしか見えません。数の上でも、明らかに息子のほうが多く出しています。これは言いくるめられているのではないか。そんな思いが日に日に強くなっていきました。
相手のお母さんも、同じことを
近所のスーパーで、その女の子のお母さんと偶然会ったときのことです。思いきって、気になっていたことを口にしてみました。「うちの子、お宅の娘さんに損な交換ばかりさせられてる気がして、心配だったんです。」すると相手は驚いた顔で、こう返してきました。「うちも同じです。娘がそちらのお子さんにあげてばかりだと思っていました。」お互いに、自分の子どもばかりが損をしていると思い込んでいたのです。顔を見合わせて、思わず笑ってしまいました。
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思っていたのとは違う答え
























