
「それは都合よくない?」責められた私と、会費を握っていたママ友のからくり
コラム
確かめてみた金額
落ち着いてから、私はあのメッセージのことをもう一度考えました。本当に、私はずるい払い方をしていたのだろうか。気になって、別のママ友に、前のランチでいくら払ったのかをそっと尋ねてみたのです。返ってきた金額は、同じようなメニューなのに、私よりずっと高いものでした。おかしいと思い、まとめ役に直接聞いてみると、彼女は言葉を濁すばかり。そこでようやく、見えてきました。彼女は仲のいい私には低い金額を伝え、そうでない人には多めに集めて、その差を自分のところでうやむやにしていたのです。
そして...
私は、あの指摘をしてきたママ友に連絡を取りました。「この前のこと、ちゃんと話したくて」と。きちんと謝りたかったし、確かめたことを伝えたかったのです。会って話すと、彼女も同じ気持ちでいたことが分かりました。少なく払っていたように見えた私も、毎回多めに払わされていた彼女も、同じ人の都合で動かされていただけだったのです。気を利かせてくれていると思っていた優しさは、私を仲間に縛りつけておくための便利な札だったのかもしれません。それでも、対立させられていた相手と、こうして向き合えたことだけは、よかったと思っています。今はあの人と、ときどき二人でお茶をしています。
(30代女性・専業主婦)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)



























