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「今日は仕事で会えない」と嘘をついた俺が→花屋で花束を選んでいた、その理由

コラム

届いた返信に感じた、いつもと違う温度

店を出て歩き出したころ、ポケットの中でスマホの画面が光りました。彼女からの返信です。

「わかった。お仕事頑張ってね」

いつもなら絵文字のひとつも付くのに、その日はそっけなく感じました。仕事だと嘘をついたことが、どこかで伝わってしまったのだろうか。彼女を笑顔にしたい一心の段取りが、急に独りよがりに思えてきました。

そして...

彼女の家のドアの前で、俺は花束を持ち直しました。チャイムを鳴らすと、少し目を見開いた彼女が出てきます。

「これ、前に好きって言ってたよね」

そう言って差し出すと、彼女は両手で受け取ったまま、何も言いませんでした。喜ばせたかっただけなのに、嘘をついていた間、余計な不安を抱かせていたのだと気づきます。驚かせるより先に、ちゃんと伝えればよかった。そう思いながら、俺は彼女の隣に腰を下ろしました。

(20代男性・会社員)

本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。

(ハウコレ編集部)

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