
グループの名前から彼女のあだ名を消した、俺なりの理由
コラム
四人で使っていた彼女のあだ名を、自分の中にだけ置いておきたくなりました。 グループの名前を編集する画面を開いて、俺は彼女の呼び方の部分を何度も見ていました。四人ぶんのあだ名が並ぶ、見慣れた一行です。ここを直していいものか、送信ボタンの手前で迷っていました。
四人で呼んでいた、あの呼び方
そのあだ名は、旅行のとき以来みんなで使っていたものです。俺も一緒になって呼んでいました。だんだんと、ほかの二人が同じ呼び方で彼女を呼ぶたび、胸の奥がざらつくようになっていきました。仲間の呼び方なのだから、おかしな話だとはわかっています。それでも、自分の感じている気持ちは、もう仲間の枠には収まりませんでした。
自分の中にだけ、置いておきたかった
そんなとき、ふと思い立って俺はあだ名を消しました。みんなで共有する場所から外してしまえば、自分だけが独占できると思ってしまったのです。本人に確かめれば早いのに、なぜか言い出せませんでした。好きだと気づかれたくなかったのです。直したあとも、わざわざ報告するのも変だと、そのままにしていました。
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彼女からの問いで気づいたこと


























