
「会えない。ごめん」だけ送るつもりが→消し忘れた「本当は会いたい」まで彼女に届いていた
コラム
「会えない。ごめん」だけ送るつもりでした。けれど、音声入力に残った「本当は会いたい」まで、そのまま彼女に届いていました。
返事を打つ余裕もなくて
彼女から届くメッセージに、短く返す日が増えていました。忙しかったのは事実です。仕事の予定が詰まり、帰ってからも考えなければいけないことが残っていて、スマホを開いてもすぐ返信できないことが増えました。
でも、忙しさだけが理由ではありませんでした。疲れていると言えば、彼女に気を遣わせる気がしました。会えない理由を細かく話せば、彼女を後回しにしていることを認めるみたいで嫌でした。
だから俺は、「了解」「ごめん」「また連絡する」と短く返していました。あとでちゃんと話せばいいと思っていました。けれど、その「あとで」は何度も先延ばしになっていました。
消し忘れた本音
彼女から「最近あまり話せてないから寂しい」と届いたとき、俺はすぐに返事をしようとしました。移動中だったので、音声入力で短く返すことにしました。
「会えない。ごめん」
そこで送るつもりでした。でも、続けて自分の口から出た言葉まで入力されていました。「本当は会いたい」。消したつもりでしたが、確認が雑なまま送ってしまいました。
送信後の文を見て、失敗したと思いました。会えないと言いながら、会いたいと書いている。彼女からすれば、何を言いたいのか分からなかったはずです。俺が普段からちゃんと説明していれば、ただの本音として受け取ってもらえたかもしれません。でも、その前に短い返信ばかり積み重ねていました。
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彼女から鳴った電話























