
後ろ姿の彼女ばかり選んで送った俺が、最後まで送れなかった一枚
コラム
彼女の一言で、照れが不安に変わっていたと知った
しばらくして、彼女から個別にメッセージが届きました。「私だけ後ろ姿多くない?」と書かれていました。軽い言い方でしたが、その奥にある引っかかりは伝わってきました。
その瞬間、自分が選んだ写真の見え方にようやく気づきました。俺にとっては照れ隠しでも、彼女にとっては「顔を出したくない相手」として扱われたように見えたのかもしれません。
保存していた写真の中から、カフェの前で笑っている彼女の写真を開きました。本当は、最初からそれを送ればよかったのだと思います。誰かに好意を知られることを避けるために、彼女を不安にさせていたのだと分かりました。
そして...
俺は彼女に、その写真を送りました。「これ、送ろうか迷ってた」と書いたあと、少し考えてから「君ばっかり撮ってるのが分かりそうで、グループには出せなかった」と続けました。
格好悪い言い訳に見えたかもしれません。でも、これ以上ごまかすほうが失礼だと思いました。彼女を写したくなかったのではなく、彼女を見ていた自分を知られるのが怖かった。その弱さで、彼女に寂しい思いをさせていました。
次に写真を撮るときは、彼女が嫌でなければ、正面から撮らせてほしいと伝えたいです。隠すのは、もう彼女ではなく、自分の照れだけで十分だと思いました。好きな気持ちを守るつもりで、相手を不安にさせないようにしたいです。
(20代男性・会社員)
本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。
(ハウコレ編集部)




























