
彼が共有した地図の保存名が「謝る日」→別れ話を覚悟して迎えた当日の私
コラム
覚悟して座ったカフェ
待ち合わせた店で、彼は先に席についていました。私が向かいに座ると、彼はメニューを開かずにこちらを見ました。
ここで言われるのだと思いました。関係を終わらせたいのか、私に言えなかったことがあるのか。頭の中でいくつも答えを用意していました。
けれど彼が最初に言ったのは、「この前、ちゃんと聞かなくてごめん」でした。落ち込んでいた私を軽く流したことを、ずっと気にしていたそうです。きちんと謝りたくて、付き合う前によく来ていたこの店を選んだのだと話してくれました。
そして...
私は「別れ話かと思ってた」と言いました。彼はそこで初めて、地図の保存名が私にも見えていたことを知りました。
謝ってくれたことはうれしかったです。でも、彼が1人で準備している間、私は終わりを告げられる場面ばかり考えていました。謝りたい気持ちがあっても、理由を伏せたまま誘われると、受け取る側は別の意味を考えてしまいます。
今度また不安な言葉を見つけたら、想像だけで答えを決めないようにしたいです。彼にも、準備する前に短く話してほしいと伝えました。謝る場所より先に、安心して向き合える言葉がほしかったのだと思います。
(20代女性・会社員)
本人記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)


























