
彼が共有した地図の保存名が「謝る日」→別れ話を覚悟して迎えた当日の私
コラム
彼から届いたカフェの地図には、店名とは別に「謝る日」という保存名が表示されていました。最近、彼との会話は前より続かなくなっていました。何を謝られるのか分からないまま、私は別れ話まで考えて待ち合わせに向かいました。
休みの誘いに添えられた名前
付き合って2年になる彼とは、ここ最近、会話が前ほど続かないことが増えていました。仕事で落ち込んだ話をしても、彼の返事は短く、話題もすぐ変わってしまいます。
そんな彼から、休みに会えないかとメッセージが届きました。添えられていたのは、カフェの地図です。久しぶりに彼のほうから誘ってくれたことは、素直にうれしいと思いました。
けれど地図を開いた瞬間、店名の下に表示された保存名が目に入りました。「謝る日」。その4文字を見て、返そうとしていた言葉を消しました。
「謝る日」の意味を考えて
誰に、何を謝るつもりなのか。すぐに聞けばよかったのかもしれません。でも、最近の彼の様子を思うと、悪い方向ばかり考えてしまいました。
私が落ち込んでいたとき、彼は「それくらい、気にしすぎだよ」と流しました。あのときから、私は彼に弱いところを見せにくくなっていました。彼も、それに気づいているのか分からないままでした。
別れを切り出すために、わざわざ店を選んだのかもしれない。そう思うと、地図の保存名だけが大きな意味を持って見えました。私は理由を聞けないまま、短い了承の返事を送りました。
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覚悟して座ったカフェ
























