
マットを詰めた受講生が、転倒後に消えた理由
コラム
バランスを崩した私に、大げさに倒れた彼女
それから2週間、私は端に追いやられ続けました。その日、インストラクターが全体に言いました。「今日は動きが大きいポーズが多いので、間隔をきちんと取ってください」。それでも彼女は寄ってきました。三角のポーズで軸を保てず、私は彼女の肩に触れてしまいました。彼女は床に大きく倒れ込み、両手を広げて声を上げました。「危ないじゃない!」。私は謝ろうと口を開きました。
そして...
私が声を出す前に、後ろの列から別の受講生が立ち上がりました。「ずっと詰めてましたよね」。反対側の列からも声が上がりました。「私も同じことされました」。鏡には、彼女のマットが私の位置に半分乗り上げている姿が映っていました。次の週、教室に彼女は来ませんでした。インストラクターは全体に伝えました。「今後、決められたマット位置を守れない方には受講をお断りする方針にしました」。窓際の私の場所には、いつも通り光が差していました。
(30代女性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
























