
提案するたびに義姉から返る「気持ちはうれしいんだけどね」→私は書き込むのをやめました
コラム
口を挟むほど、輪から一歩ずつ離れていく気がしました。
この家族の中で、自分はいつまで他人のままなのだろう。そんな思いだけが積もっていきました。私が送った提案の下に並んだのは、賛成でも反対でもない、義姉のやわらかな一言でした。
よかれと思って、私は書き込みました
夫の親族が集まるグループチャットに、私も入れてもらっています。義母の誕生日について相談が始まりました。嫁として何か役に立ちたくて、私は店をいくつか調べ、文面を整えました。「せっかくだから、みんなで何か用意しませんか」と送ったのです。
予約をして、みんなで贈り物をまとめて、少し特別な席にできたら。そう思って書いた提案に、義姉から返ってきたのは「気持ちはうれしいんだけどね」の一言でした。続けて、家でのんびりするほうがいいかもしれない、と。角の立たない返し方に、私はうなずくしかありませんでした。
どの提案も、やわらかく戻ってくる
それからも、思いつくたびに提案を送りました。贈り物を1つにまとめる案には「気持ちはうれしいんだけどね」と、また同じ言葉が返ってきます。写真を集めてアルバムにする案には、「お義母さん、ああいうの苦手だと思う」と義姉が続けました。
送ったメッセージを読み返すたび、言われてみればそうかもしれない、と引き下がりながら、納得しきれない思いだけが残っていきます。私の考えは、いつもどこかずれているのだろうか。家族のことを長く知っているのは義姉のほうで、後から入った私には、まだ見えていないものがあるのかもしれません。
次のページへ
私は、メッセージを送るのをやめました
























