
「会議中だったんだよ」で妻の緊急連絡を放置した俺が、大事なものを失った話
コラム
「忙しくて」はもう通じない
翌日、俺のスマホが鳴りました。義母からの電話でした。あなた、家庭を何だと思ってるの。それだけ言って、義母は切りました。同じ日、会社の上司からも、奥さんからうちの子育て支援制度について問い合わせがあった、と冷たい声で連絡が入りました。
ごめん、忙しくて。会議中だったんだよ。俺が繰り返してきた言葉は、もう誰にも届かなくなっていました。
そして...
会社から帰ってきたら、今日は娘だけでなく妻の靴も靴箱にありませんでした。妻に電話をかけます。呼び出し音は鳴り続け、留守電になりました。メッセージを見ると「今日も実家に泊まります」という連絡がありました。ごめん、と送ると既読はつきました。返信はありません。俺がしてきたことが、そのまま俺に戻ってきたのだと、玄関の空いた靴箱を見て思いました。
(30代男性・営業職)
本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。
(ハウコレ編集部)



























