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「あとでやる」が口癖の彼と別れようとした夜→1台のタブレットを見て気づいたこと

コラム

別れを切り出そうと立ち上がった瞬間、机の上に置かれたままの彼のタブレットが目に入りました。「あとでやる」の後ろで、彼が1人抱えていたのは私が知らない時間でした。

テーブルの上に置かれた電球の箱には、2週間前に頼んだメモがまだ貼りついていました。

「あとでやるから」が返事のすべて

同棲を始めて半年、彼の「あとでやる」は口癖になっていました。ゴミ出しも、電球の交換も、宅配の受け取り予定の共有も、いつも「わかった、あとでやるから」と返ってきます。数日待って、しびれを切らして自分でやる。そのたびに「ごめん、ありがとう」と言われて、また同じことが繰り返されました。私だけが家のことを回している気がして、少しずつモヤモヤが溜まっていきました。その日も、母がうちに来ることを彼に伝えました。「今日、うち母が来るの。片付けと軽く準備、お願い」。彼はスマホから顔を上げずに「わかった、あとでやるから」と返しました。またこの返事だと感じながら、私は先に家を出ました。

帰宅した部屋と、母への断りのメッセージ

その日に一度だけ、「今日、忘れてないよね?」とメッセージを送りました。既読は付かず、定時で退社して、玄関を開けました。ゴミは出ていません。リビングの床には脱ぎ捨てられた服が丸まっていました。台所には昨日の食器がそのまま残っています。母が到着するまで、あと1時間を切っていました。私は玄関で立ち尽くしてから、母に「今日は都合が悪くなった、また今度」とメッセージを送りました。母から「大丈夫?何かあった?」と返信があり、既読を付けたまま、私は文面を打ち始めては、途中で消しました。

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