
5歳下のリーダーに反論を重ねた俺→履歴を見返して気づいたこと
コラム
「参考までに」と返すたび、俺は丁寧に確認しているつもりでした。けれど会議後にチャットの履歴を読み返すと、どの返信にも前職での経験を差し込んでいたのです。
5歳下のリーダーから修正依頼が届くと、俺は内容を受け入れる前に、前職での経験を書き始めていました。
「参考までに」が口癖になっていた
中途で入って3ヶ月、5歳下の女性リーダーの下で働くのは初めてでした。前職では俺が指導する側でした。新しい職場では違う。それは頭ではわかっているつもりでした。彼女から届く修正依頼のメッセージはいつも丁寧で、指摘の内容も的確です。それでも、返信を打つときに一度別の言葉が浮かびました。「その方法だと、前職ではうまくいかなかったんですよね」送信したあと、言い方が強かったかもしれないと思いました。それでも、自分の経験を先に認めてほしい気持ちは消えませんでした。次に届いた指示にも、俺は「参考までに理由を教えていただけますか」と返しました。丁寧な言葉を選んだつもりでした。
会議後に読み返した自分の返信
定例会議でも、俺は資料に指を置いたままでした。他のメンバーが決定に従うなか、最後まで紙をめくり返していたのは俺だけです。
会議後、自分の発言をチャットで読み返しました。彼女の指示の中身には反対していないのに、俺は「前職では」「他社では」と自分の経験を差し込んでいました。納得できなかったのは方針ではなく、5歳下の彼女から指示を受ける自分の立場だったのです。
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送信ボタンを押したのは俺のほうから























