
花火の途中で「帰るぞ」と言い出した人混み嫌いの彼→突然私の手を引いた本当の理由
コラム
ベンチに座って気づいたこと
連れて行かれたのは、会場の外れにある救護所近くのベンチでした。腰を下ろした途端、視界の端がちかちかして、自分の呼吸が浅くなっていたことにようやく気づきました。彼は自販機で水を買って戻ると、私の隣にしゃがんで言いました。
「ごめん。顔、真っ青だったから」
人混みの中で私の顔色が変わっていくのを、彼だけがずっと見ていたのです。
そして...
「先に言ってよ」と返した私に、彼は「言っても、我慢して残るだろ」と苦笑いしました。図星でした。翌年の花火は、会場から少し離れた土手で2人並んで見ました。距離をとった分だけ小さくなった花火を、今度は最後まで見届けられました。
(20代女性・販売職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)



























