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「別の日にご案内できますか」予約のたびに届く美容師の返信に、通うのをやめかけた私

コラム

メッセージ欄に打ち込んだのは、「私、来ないほうがいいですか」という短い一言でした。

既読のあと、画面には「入力中」の表示だけが長く続きます。予約の完了通知のすぐ下に、担当美容師からの見慣れた書き出しのメッセージが並んでいました。

また同じ文面が届いた

カラーで一度ひどい失敗をしてから、私は今の美容師さんを指名して通っています。腕は確かで、仕上がりに不満を持ったことは一度もありません。ただここ数カ月、予約を入れるたびに決まって返信が届くのです。

「その日は混み合いそうなので、別の日にご案内できますか」

3回目ともなると、文面を開く前から内容の見当がついてしまいます。私は提案された日に予定を組み直し、短いお礼だけを返しました。

同僚の一言で疑いが形になった

昼休みに、同僚へ何気なくその話をしました。

「それ、遠回しに断られてるんじゃない?」

冗談めかした言い方でしたが、その一言は帰り道もずっと頭に残りました。提案される日は、いつも空いていそうな日ばかりです。指名を続けるほうが、かえって迷惑なのかもしれない。次の予約を入れる指が、アプリの画面の上で行き先をなくしました。

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