
どんなメッセージにも笑をつけていた私が、句点だけの一言を送るまで
コラム
カフェで、初めて
休日、彼女がカフェへ誘ってくれました。何を言われるのか分からないまま、私は下を俯いていました。黙っているほうが怖くて、先に打ち明けました。
「笑つけないと、重いって思われる気がして」
彼女はスマホをテーブルに置いて、まっすぐこちらを見ました。
「素のままのほうが、話しやすいよ」
その言葉を、私はまっすぐ彼女の顔を見て聞いていました。
そして...
帰宅してから、お礼のメッセージを打ちました。いつもの癖で文末に笑を足しかけて、一度だけ消しました。「今日はありがとう。」送信したあとも、句点で終わる自分の文面をしばらく眺めていました。笑のない私を、彼女がそのまま受け取ってくれた気がしたからです。
(20代女性・販売職)
本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。
(ハウコレ編集部)


























