
「元気出して笑」落ち込む私への返信は、今日も語尾に笑がついていた
コラム
休日のカフェで向き合った私に、彼女はぽつりと理由を話し始めます。
その言葉を聞いた私は、励ましの受け取り方を少しだけ考え直しました。打ち明けたばかりの失敗談への返信にも、彼女は語尾へ笑をつけていました。
どんな話題にも笑がつく
学生時代からの友人は、メッセージの文末に必ず笑をつける人でした。待ち合わせの確認にも、体調を気づかう言葉にも、最後には小さく笑が並びます。深刻な相談を送った日も同じでした。仕事で大きな失敗をして、上司に頭を下げ続けた帰り道、私は彼女にそのことを打ち明けました。
「元気出して笑」
画面の中の笑が、その日はやけに軽く見えました。
送るか迷った一言
励まそうとしてくれたことは分かっています。それでも、入力欄に打ちかけた返事を何度か消しました。ありがとう、と打てば会話はそこで終わります。迷った末に、私は「今のは笑うところじゃないよ」と送りました。既読はすぐにつきましたが、返信は届かないまま、その日のやりとりは終わりました。
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カフェで聞いた理由
























