
「最近ノリ悪くない?」笑われ役だった私がグループの通知を切った理由
コラム
個別に届いたのは、「最近ノリ悪くない?
」というメッセージでした。グループチャットには、私の失敗談を面白がるスタンプが並んでいます。私は返事を入力しては消し、これまで笑って合わせていた理由を伝えようとしました。
笑われ役はいつも私
大学時代から続く4人グループで、場を盛り上げるのはいつも同じ友人でした。
彼女が私の失敗談を持ち出すと、皆が反応します。居酒屋でも、彼女は私を指しながら言いました。
「またこの子、彼氏に振られたんだって」
皆が笑い、私も表情を合わせました。嫌だと言えば空気を悪くする気がして、自分も面白がっているように振る舞っていたのです。
帰りの電車では、笑っていた自分を思い返し、なぜ嫌だと言えなかったのだろうと考えていました。
「もう笑えない」と伝えたのに
グループチャットでも、私の近況は彼女の話題になりました。
仕事の失敗や恋愛の悩みを書けば、翌日には彼女が面白い話に変えます。皆からスタンプが届くたび、何も書かなければよかったと思うようになりました。
次の集まりで、私は彼女に伝えました。
「その話、もう笑えないよ」
彼女は、「え、いじられてるうちが華でしょ」と返し、私の取り皿にから揚げを載せました。食べ物を渡せば、いつもの空気へ戻れると思ったようです。
私は嫌だと伝えたつもりでした。それでも冗談として処理されたため、上着を着て店を出ました。
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通知を切った日

























