
「誘っても来ないと思ってた」と言われた私が、数日後に自分からした誘い
コラム
ドアの向こうから、聞き慣れた笑い声と、私の知らない店の名前が聞こえてきました。コピー機の前で思い切って切り出した私に、同僚から返ってきたのは思いがけない答えでした。悔しさと心当たりの間で揺れた末、私は同僚のデスクへ向かいます。
私のいない予定
同じ課の同僚は、私を入れて5人です。仕事のやりとりに困ったことはないのに、月に1度ほど開かれる飲み会に、私は一度も呼ばれたことがありません。半年ほど前には、5人の中で私だけが主任になりました。役職のせいなのか、性格のせいなのか、行った店の話題が翌日の雑談に出るたび、少し離れた席から相づちを打ちながら考えていました。悪意を向けられている感じはしません。ただ、誘いの連絡が自分にだけ届いていないという事実は、どう並べ替えても同じ形のままでした。
自分から聞いた日
その週のうちに、コピー機の前で幹事役の同僚と2人になる機会がありました。ここで流したら、また相づちだけの毎日に戻る気がして、私は用紙をそろえながら切り出しました。「あの飲み会、私も行ってみたいなって思ってて」同僚はまばたきをして、申し訳なさそうに答えました。「誘っても来ないと思ってた」入社してすぐの歓迎会に「ごめん、その日は用事があって」と返した日のことがよみがえります。思い返せば、あれから誘いの連絡は届かないままだったのです。
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気遣いという言葉


























