
彼女の浴衣を勝手に貸した俺、ゲーム機の一言で立場を知った
コラム
自分の物になると話は別だった
しばらくして届いたメッセージで、今度は俺が勝手に私物を扱われる側になりました。
「分かった。あなたのゲーム機も弟に貸してあげるって伝えたよ」
発売日に並んで買った、俺のゲーム機です。気づけば「勝手に触るな」「高いものなんだけど」と打っていました。電話をかけても出ません。代わりに届いた文面が、画面に残りました。
「私の浴衣も、勝手に貸していいものじゃない」
そして...
その足で妹の家へ戻り、事情を謝って浴衣を返してもらいました。妹はまだ袖を通しておらず、代わりの浴衣代は自分が出すと約束しました。彼女の部屋の玄関先で頭を下げると、ゲーム機には触れず、弟にそう話しただけだと聞かされました。
先に安心してしまった自分の反応で、彼女が浴衣を探した時に何を感じたのか、ようやく想像しました。謝っただけで済む話ではなく、合鍵を預かる資格まで失いかけているのだと思います。
(20代男性・営業職)
本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。
(ハウコレ編集部)


























