
息子の妻の本音を聞いた私が、3日かけて初めて送った長文
コラム
廊下で耳にした言葉を、私は誰にも言えないまま2週間過ごしました。文字なら伝えられるかもしれないと思ったのです。
孫の写真を保存することしか知らなかった指で、私は同じ文章を3日、消しては打ち続けていました。
廊下で聞いた言葉
息子夫婦が帰るあの日、新聞を取りに廊下へ出た私の耳に、玄関先の声が届きました。「お義父さん、私のこと嫌いなのかな」息子の妻の声でした。私は足を止め、2人が出ていくまで廊下から離れられませんでした。
話せない理由
嫌いだったことなど一度もありません。ただ、職場でも家でも、私は昔から口数で損をしてきました。何か言えば説教になり、黙れば不機嫌と取られる。定年後はそれが余計にひどくなり、義理の娘に何を話せばいいのか、話題の選び方すらわからなくなっていました。それでも、あの言葉を聞いたまま次に顔を合わせる自信はありませんでした。会って話す代わりに、文字を選びました。
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3日かかった文章

























