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「どうして、ここなの?」プロポーズの場所は、思い出のない近所の公園でした

コラム

画面の中の間取り図

彼はしばらく箱のふたを触ってから、答えました。「この公園、これから毎日通る場所になるから」意味を測りかねている私に、彼はスマホを差し出します。画面には間取り図と、この公園の角にある建物の外観写真。「内見してきたんだ」2人で住む部屋を、彼は1人で探し始めていたのです。返事の代わりに、私は画面を拡大して、部屋を隅々まで確認しました。

そして...

帰り道、私たちは部屋のある建物を下から見上げました。花束もサプライズの演出もないプロポーズを、少しだけ恨む気持ちは今も残っています。それでも、あの公園の前を通るたびに、すこし緊張しながら私の左薬指に指輪をはめてくれた彼の指を思い出すのです。

(20代女性・事務職)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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