
報告は毎回「既読だけ」、会議室の前で聞いた上司の言葉に動揺してしまった
コラム
「読んでいますか」と聞いた日
終業後、私は上司の席へ行きました。
「私の報告、読んでいただけていますか」
上司はパソコンに報告の一覧を表示し、画面をこちらへ向けました。
「全部読んでる。直すところがないから、返してなかった」
読まれていたことには安心しました。それでも、褒められたとは受け取れませんでした。返事がない間、私は自分の報告に価値がないと思っていたからです。
上司は私の説明を聞き、「何も返さないと、そう見えるのか」と答えました。読んでいることと、それを本人へ伝えることは別だと、初めて考えたようでした。
そして...
次に送った報告には、「確認した。ありがとう」と返信が届きました。長い評価がほしかったわけではありません。読んだことが分かるだけで、報告へ工夫した点まで書く意味は変わりました。今も、もっと早く自分から聞けばよかったとは思います。
ただ、私が聞く前に、上司から伝えてほしかったという気持ちも残っています。それ以降、報告の横に既読だけが並ぶことはなくなりました。
(20代女性・事務職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)



























