
「写真映えしない」と長袖の水着を笑った私、波の中で支えられた相手
コラム
新しい水着を着た私は、更衣室の鏡の前で、隣に立つ友人の長い袖ばかり目で追っていました。ふくらはぎに走った痛みより先に、前日の自分の言葉がよみがえりました。波の中で私を支えてくれたのは、私が笑った友人の腕でした。
選んだ理由
この旅行のために、水着を新調していました。肩と背中の開いたデザインを選んだのは、並んだときに見劣りしたくなかったからです。友人は昔から肌がきれいでした。更衣室で隣に立った彼女が、いつもどおりの長袖の水着だったとき、安心している自分がいました。だから、袖を指先でつまんで言ってしまいました。「そんなに隠して、何から守ってるの?」「日焼けしたくないだけ」と返した友人が出ていったあとも、私は笑い声でその場をごまかしました。
画面の中の反応
浜では、友人に頼んで写真を何枚か撮ってもらいました。投稿した画面に反応が届くたび、その数を確かめずにいられませんでした。それでも足りなくて、「その袖じゃ、写真映えしないね」とまで言いました。誰かを下げている間だけ、自分が先を歩いている気がしていたのです。パラソルの下の友人が黙り込んでいたことに、気付いてはいました。気付いていて、やめられませんでした。隣で受け流す友人の顔を、まともに見られませんでした。
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ぬるい感触


























