
「隣でソフトクリームを食べないで」譲らなかった私が、会計後に聞いた事情
コラム
ソフトクリームが届くのと同時に、隣の席の母親が私のほうへ身を乗り出しました。一歩も引かない母親に、私も同じ強さで返しました。店員が近づいてきたとき、響いていたのは女の子の泣き声だけでした。
暑さの中でたどり着いた店
その日は用事でなじみのない街へ出ていて、駅へ戻る途中、体温を超えるような暑さの中を15分ほど歩いて、街道沿いの大きな喫茶店に入りました。席へ案内される前から、頼むものはストロベリーソフトクリームと決めていました。隣のテーブルには母親と3歳くらいの女の子がいて、女の子は「ソフトクリームたべたい」と繰り返していました。母親は何度も首を横に振るばかりで、なだめる言葉は聞こえてきませんでした。
「食べないで」と、返した一言
注文の品が運ばれてくると、女の子の泣き声が大きくなりました。母親がこちらを向いて、「隣でソフトクリーム食べないでください」と言いました。謝る様子も、事情の説明もありません。私は器を引き寄せて、「注文したものを食べているだけです」と返しました。母親の眉が上がりました。「子どもが泣いているんだから、少しは配慮してください」。当然の権利のような言い方でした。
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店員が来て、途切れた言い合い


























