
娘の自由研究を見せてほしいと頼んだ私が、展示のカードを書き直してもらうまで
コラム
個別のチャットを読んだ私は、すぐには返事を送れませんでした。最後に書いたのは言い訳ではありません。返信を送ったあと、学校へ伝えることが残っていました。
娘の言葉を聞き流していました
仕事が立て込んだ夏休みの終わり、娘が同じクラスの子と何か話していたのは覚えています。ただ、その中身を確かめませんでした。娘が話しかけても、私は短く返すだけで、すぐに仕事へ戻っていました。提出日が近づき、自由研究の袋が空のままだと気づいたとき、娘は同じ植物で作る約束をしていると言いました。約束の相手はよく名前を聞く子でした。私はその子のお母さんに個別のチャットを送りました。「参考にしたいから、写真だけ送って」。写真はすぐに届きました。容器の数も、貼られた紙の位置も、娘が話していたとおりでした。
私が作った記録
写真だけでは、水を替える間隔や記録の付け方まで分からず、私はもう1通を送りました。「ごめん、作り方も教えてほしい」。返ってきた箇条書きは、毎日続けた人にしか書けない細かさでした。そのとおりに容器を並べ、最後の数回だけは娘にも水を測らせ、書ける欄は本人に書かせました。カードに名前を入れたのは私です。展示で2つの作品が並ぶことは分かっていました。それでも、空の袋を持たせるよりはましだと考え、私は娘に完成した作品を持たせました。
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返せなかった理由

























