娘の自由研究を見せてほしいと頼んだ私が、展示のカードを書き直してもらうまで

コラム

返せなかった理由

展示の写真がグループチャットに流れた後、個別のチャットが届きました。「うちの子の作品と、よく似ている気がして」。責める言葉が1つもないぶん、私は洗い物を片づけたあとも、返す内容を決められずにいました。自由研究が間に合っていないと正直に話せば、写真を送ってもらえないと思い、最初から事情を相談できずにいたのです。文面の初めに、娘から聞いた約束のことを書きました。「娘たちが、同じものを作る約束をしていたみたいで」。続けてこう書きました。「間に合わなくて、ほとんど私が作りました」。文面の締めには、謝罪と、学校へ自分から説明することを書き添えました。

そして...

返信を送ったあと、私は学校へ連絡し、展示カードを、娘が実際に観察した内容だけを記したものへ差し替えてもらいました。今は、娘が自分で測った回数だけを書いた紙が、うちの冷蔵庫に貼ってあります。その紙を見るたび、最初から事情を話し、娘にできる範囲を考えるべきだったと思います。

(30代女性・会社員)

本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。

(ハウコレ編集部)

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