
「ビール1缶だけだから良いだろ。文句言うな」と言った俺が、列の一番後ろへ戻るまで
コラム
売り場から見たレジの列
売り場を歩いているうちに、缶1本のために割り込んで、注意されると声まで荒らげたことが情けなく思えてきました。レジを見ると、列はさっきより伸びていました。それでも今度は一番後ろへ回りました。
前のほうには、先ほどの親子がいます。女性へ謝ることはできませんでした。目を合わせることもありませんでしたが、今度は自分の順番が来るまでその場で待ちました。
そして...
あの日以降、買うものが1つだけでもきちんと列の後ろへ並んでいます。急いでいるから、少ないからという事情は、自分が前へ入っていい理由にはなりません。
ときどき「順番、守れないの?」という子どもの問いを思い出します。あのとき口にできなかった謝罪まで済んだとは思っていません。それでも、次に列が長くても、もう横から入ることはありません。
(60代男性・建設業)
本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。
(ハウコレ編集部)




























