
「また私が合わせるの?」8分遅刻した私を置いて、友人だけが先に乗った理由
コラム
予約の席で聞いた時間の話
店に着くと、友人は手つかずの前菜の前にいました。座った私に、友人は「走ってまで乗る必要はなかった」と言い、そのあとで続けました。「たった8分って言うけど、8分遅れたら私も8分待つだけだと思ってる?」。友人はこれまで何度も、私を待つ間に乗るつもりだった電車を見送ってきたのだそうです。数分の遅れでその電車を逃せば、次が来るまでさらに待つことになります。今日のように、遅れた時間とは別に、次の電車を待つ時間まで増えることが何度もあったのです。私が数えていたのは、自分が遅れた時間だけでした。
そして...
私は遅れてきたことと、それを軽く数えてきたことを謝りました。次からは、遅れた側は無理に追いつこうとせず、先に行く側は一言連絡することに決めました。帰り道、私は次の約束の予定を、集合時刻の15分前に入れ直しました。遅れる側の8分は、待つ側では8分で終わらない。それを知らないまま「たった」と言っていたのは私のほうでした。
(20代女性・事務職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)





























