自分を大切にするのが幸せな恋の秘訣って言うけど「自分を大切にする恋」ってどんな恋?
コラム
PR遣水あかり
どうもあかりです。
今日の記事のテーマは、タイトルにあるとおりそのままです。
「幸せな恋をしたいなら、自分を大切にしよう」というスローガンは、友達も、ネット上の誰かさんもみんな言ってることだけど、じゃあ「自分を大切にする恋」っていったいどんな恋なの?
もう少し具体的な行動レベルに落とし込んでみないことには、「そっか、自分を大切にするのが大事なんだ」って思っても、なかなか実践に結びつきませんもんね。
さっそく「自分を大切にする恋」ってどんな恋?の疑問を明らかにすべく、いくつかみんなに実践してほしい「自分を大切にする方法」の具体例をご紹介していきたいと思います。
「自分の気持ち」を大切にする
「自分を大切にする」と言ったとき、まず思い浮かぶのは、そしてよく指摘されるのが「自分の気持ちを大切にしましょう」ということです。
うん、これはたしかに大事そうだと、直感的にわかります。
それじゃあ、「自分の気持ちを大切にする」って、もっと噛み砕くとどういうふうに行動することを言うのでしょうか。
気持ちを大切にするとは、結論、「伝えること」
これは逆に、「自分の気持ちを大切にすることができていない」恋愛の例を考えてみると分かりやすいと思います。
彼氏が大好きなAちゃん。でも彼氏のこことが好き過ぎて、彼氏の顔色を常にうかがってしまい、嬉しい気持ちや楽しい気持ちは伝えられるのに、「嫌だな」とか「そういうのやめてほしいな」とかいうネガティブな感情を、「でもこれ言ったら、せっかくのデートが台無しだよなぁ……」「彼の機嫌が悪くなっちゃったらどうしよう……」みたいに先回りして考えてしまって、結局言えず終い。でも、我慢したからといって気持ちまで消えてくれるわけじゃないから、伝えられなかったネガティブな感情は心の奥底に沈殿していって、どんどん溜まって、いつか爆発してしまう。
これを見れば誰でも、「ああ、自分を大切にできてないね。もっと気持ちを素直に伝えて、自分を大切にしてあげな」とAちゃんにアドバイスしてあげたくなるでしょう。
気持ちを大切にするとは、結論、「伝えること」。とくに、伝えにくいようなネガティブな感情を。まずはこれが基本です。
好き勝手に言いたいようにズバズバ言うのは、違う
しかし、Aちゃんの例で、必ずしもAちゃんが「間違っている」とまでは言えないはずです。
なぜならAちゃんが感じていた「これ言ったら、せっかくのデートが台無しだよなぁ……」「彼の機嫌が悪くなっちゃったらどうしよう……」みたいな不安は、誰にでも共感できるものだと思うから。
「感じたことを、感じたまま相手に言う」のは一見「自分のことを大切にしている」ように見えて、実は、違うのです。
なぜなら、自分にとって「彼との関係を良好に保つこと」も限りなく大切なはずで、その意味では、「自分を大切にする」の「自分」には、「彼との良好な雰囲気を壊したくないと思う自分」も含まれているものだから。
「彼に気持ちを伝えたい自分」と「彼との関係を良好に保ちたい自分」の2つを両方とも守りながら、伝えたい気持ちを伝える。
そのためには、「かわいく伝える」術を身につけることが必要です。
具体例を通して考えてみましょう。
彼に「その子とLINEするのをやめてほしい」と伝えたい気持ちがあったとします。
ズバッと直球で言うなら、そのまま「その子とLINEするのをやめて」と言うのでしょう。
おそらく、それだと彼は「別にただの友達なんだし、やましいことなんて何にもないんだからいいじゃん」と反論してくるでしょう。さらに機嫌を損ねるでしょう。
そこで、こういった伝え方はどうでしょう。
「その子、あなたのこと好きだと思うんだよね。その子かわいいし、私すごく不安だから、あんまりLINEをしないでくれると、嬉しいな。難しいならせめて、ちゃんと彼女がいるってさりげなくでいいから伝えてほしい。もしまだ伝えてないなら」
ポイントは、3つです。
●理由をきちんと伝える(「不安だから」と素直に弱さを見せる)
●「〇〇して」口調じゃなくて「〇〇してくれたら嬉しい」口調にする
●選択肢を複数示す(LINEをやめるか、それとも「彼女がいる」と伝えるか)
この3つのポイントは、他の場面でも使えますので、ぜひ覚えておいてください。
こうやって伝えれば、「彼に気持ちを伝えたい自分」と「彼との関係を良好に保ちたい自分」を両方とも守ることができるはずです。
「都合のいい女」でいるのは悪いことじゃない
「自分を大切にする」の対極にある概念としてよく語られるのが「都合のいい女」になること。たしかに「都合のいい女」って、自分を大切にしている感じはなさそうですよね、見た感じ明らかに。
でも、せっかくですから「自分を大切にする」と「都合のいい女」の関係性について、少し考えてみましょう。
「彼にとってだけ都合がいい」は、たしかに自分を大切にしていない
「都合がいい女」がマズいのは、それが「彼にとってだけ都合がいい女」を演じてしまっている場合です。
たとえば彼からの「いまから家に来て~」みたいな急な呼び出し。
しかもこれまでの経緯や関係性から、おそらく、ただ単にエッチをしたいだけとうっすらわかる。
でも自分は、明日朝も早いし、それ以前に今日の夜は、コンビニで買ったご褒美スイーツを食べながら、録画してたドラマを観ようと思ってたのに……。
そんなときに彼の誘いを断れずに応じてしまうとしたら、それは完全に「彼にとってだけ都合がいい女」でしょう。
そして、自分の生活において重要なのは、彼氏のことだけじゃありません。自分の時間や、それ以外にも友達や職場の人との時間もとっても重要でしょう。恋人の方だけ向いていれば幸せになれるほど、人生は単純じゃありません。
「自分にとっても都合がいい」なら?
先ほどはあえて、「都合がいい女」がマズいのは、それが「彼にとってだけ都合がいい女」を演じてしまっている場合です、と含みを持たせた言い方をしました。
勘のよい方ならお気づきかもしれませんが、もしもそれが「彼だけじゃなくて、自分にとっても都合がいい」なら、全然問題のないことだと思うんです。
もっとわかりやすく言うなら、「意図的に彼にとって都合がいい女」を演じる場合です。
先ほどの、彼からの急な呼び出しの例をもう一度見てみましょう。
幸い、その日は自分も暇で、なんなら「彼に会えたらな~」なんて思ったりもしていた。
それなのに、「いま彼の急な誘いに応じたら、私完全に彼にとって都合がいい女になっちゃう?」なんて不安を感じる必要はありません。
だって、彼があなたを都合よく扱おうとしているその裏側で、自分も彼のお誘いに乗じて、彼と会っちゃおうと思っているのですから。そういうときには、ためらいもなく、「うん、行けるよ~」と応じてあげればいいのです。
ただ、彼から「しめしめ、カンタンな女だぜ」と思われてしまうことのないように、「今日はたまたま暇だっただけだからね。他の日だったら、断るかもしれないからね!そこは誤解しないように!」とくぎを刺しておけばいいでしょう。
たしかに「都合のいい女」にならないように注意することは大切です。
ですが、それに敏感に反応しすぎて、「本当は自分もしたいこと」まで我慢してしまう必要はありません。
あくまでも、「彼にとってだけ都合がいい女」になってしまうのか、それとも、「たしかに彼にとっては都合がいいけど、自分にとっても好都合」なのか、という基準で考えてみることです。それさえ守っておけば、「自分を大切にする」というレールから外れることはありません。
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「彼と付き合ってる自分が好き」を大切にする