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男子が「あれ、彼女なんかかわいくなった?」と感じる瞬間

カップル

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■誠実になった?


「彼女が浮気しないかなとか、不安になることが減ると、なんかもっと好きになる気がする」(公務員/27歳)


たしかに、「嫉妬」は「好き」の気持ちをより強くさせる効果があると言われます。

だから恋人にやきもちを焼かせて、実際にそれで恋人が以前よりかまってくれるようになったり、たくさんデートをしたがってくれたりするようになって、「よし、成功♡」と考える人がいる。


でもそれは、まやかしです。言うならば「嫉妬」はドーピングなのです。

本当はそんなレベルにはないのに、ドーピングをして一時的に愛情を膨らませて、それで自分が前よりも愛されるようになったと錯覚をしているだけ。


もちろんごくごくたまに「嫉妬」を使って、彼の気持ちを盛り上げるみたいなことをするのを完全悪だとは言いませんが、これを繰り返すと後戻りができなくなります。

なにしろ自分は、相手にやきもちを焼かせて、相手を不安にさせることでしか「自分は愛されてる」と実感できなくなるのですから。

そして相手も、不安な気持ちを通じてしか、「好きだ」と感じることができなくなってしまう。


これのどこが健全でしょうか。


嫉妬をさせられて、不安な気持ちで恋人と付き合っている人というのは、たしかに恋人のことを「浮気しないでな」とかまってあげたりはしていますが、その裏では「とはいえ本気で浮気をされたらかなわんからな。自分もセーフティネット張っておこ」という気持ちから、無意識に他の女子を「彼女候補」として見るようになっているはずです。当然です。本当なら、誰だって不安な気持ちの中で恋愛なんてしたくない。安心して恋をしたい。だから、「好きだけど、俺のことを不安にさせる恋人じゃ嫌だ。安心して、恋できる人いないかな」という方向へ気持ちがシフトしていく。


ドーピングに頼らず、本当の意味で愛情を深めてもらうためには、ドーピングの真逆をいくこと。


誠実な面を見せ、彼を安心させてあげることです。

一見遠回りに見えますが、結局これが一番の近道。

上でも書きました。誰もが本当に憧れる恋は、安心して、穏やかな気持ちで楽しめる恋です。

自分には、大好きな人がいる。そしてその人も、自分のことを絶対に大好きだ」と確信しながら、日々の仕事や友達付き合いに安心した気持ちで取り組むことができる。

そういう恋こそが本当に幸せな恋、ですよね?

別に「知人男性全員を切れ」というつもりなんてありません。

だけど、もしもすでに「嫉妬」を利用しているのなら、すぐにでもやめた方が長期的に見て二人のためだと思う。また「嫉妬」を意識的に利用していなくても、彼の前で男子とLINEをすることや、男子と会ったことをわざわざナイーブに彼に伝えるようなことは、なるべく少なくしていった方がいい。


そうやって「誠実」になっていくだけで、彼は安心して、どっしりと腰をすえて、あなたとの恋に深くコミットしていくことができるようになります。もっと、あなたを「かわいい」「好きだ!」と思ってくれるようになります。

■笑顔が増えた?


「たくさん笑うようになってくれると、もっとかわいくなる。これは間違いない」(フリーター/26歳)


私たち女子が一番かわいい瞬間は、「笑顔」のときで間違いありません。

そして「笑顔」というのは、一見「顔のかわいさ」だと誤解されがちですが、実は「感情のかわいさ」です。


別に男子は「目が細くなって口角が上がった顔」が好きなわけじゃありません。もしそうだとしたら、世界中でそういう顔が美しいとされているはずですが、そんなことはありません。

女子が「自分の前で笑顔になってくれた」という事実が嬉しいのです。

その子が自分と居て、笑顔がこぼれるような感情になってくれたこと。それが嬉しくて、結果的にそれを「かわいい」と感じているだけ。

笑顔はかわいい。そしてこのかわいさは作れる。「顔」じゃなくて「感情」のかわいさだから。


長ったらしい説明で恐縮ですが、ようするに、彼の前ではたくさん笑ってあげればあげるほどあなたはかわいくなるから、そうしてあげてね、ということです。

別に彼がお笑い芸人じゃなくても、こっちがその気になればたくさん笑うことはできます。

「面白い瞬間が来たら笑おう」というスタンスじゃなくて、楽しいとか、嬉しいとか、そういうポジティブな感情が心の中で生まれたら、その感情を笑顔で彼に伝えてあげようと意識しておきましょう。


笑顔は自然に生まれるものじゃなくて、ハッピーな気持ちを彼に伝えるために意識的に作るものなのです。

この意識づけだけで、かなり笑顔が増えるはず。そして彼から、「なんか今日の彼女、いつもよりかわいいかも……」と思ってもらえるはずです。(遣水あかり/ライター)


(ハウコレ編集部)

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