「彼に悪いな・・・」は恋に悪影響?罪悪感がキケンなわけ
カップル
PR宇野 未悠
1.罪悪感から彼につけ込まれてしまうケース
「待ち合わせの時間に遅れてしまい、彼に『最寄り駅までのバスが遅延した』とウソをついてしまったんです。本当は、腹痛でトイレからなかなか離れられなかったのが理由なんですが、恥ずかしかったのとそれはすでに解決したから言いたくなかった。でも、ウソがバレて彼に責められてしまい、ことある度に『ウソをつく女』と言われます。でも、本当のことなのでなかなか言い返せず、自分が悪いんだと耐えてしまっています」(22才/飲食店アルバイト)
このケースの場合、恥ずかしさで彼に本当のことが言えなかったことから、彼に責められてしまい、彼女の側もウソをついたという罪悪感から、黙りこむしかないと思っているようです。しかし、きっかけは些細なことであるにもかかわらず、倍返し以上の攻撃をされ続けることは、二人の関係は健全ではなくなってしまいます。
2.罪悪感から彼を攻撃してしまうケース
「私は、彼にテレビ録画を頼まれたんですが、その日に限って録画に失敗してしまったんです。彼に、申し訳ないことをしたなって謝ったんですが、それに対して『楽しみにしていたのに!どうしてそんな簡単なのができないの?』と責められてしまったんです。私は、すごく反省しているのにさらに責められて腹が立って、つい『大事なものなら人に頼むのが悪いでしょ』と言い返してしまいました」(26才/保育士)
録画に失敗したことを彼からネチネチ責められるうちに、「こんなに反省しているのになんで?」という怒りの気持ちが湧いたことから反撃に転じてしまったのですが、これは、彼に罪悪感を刺激されてしまい、これ以上自分の気持ちが傷つかないようにと、自分を守る行動に出ているのです。しかし、ここで反撃すればするほど、相手には「反省していない」という風にしか映らず、争いはますます広がっていく一方なのです。
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3.解決するには、お互いに「手放す」ことが肝心