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    「ただの同僚だよ」と言い続けた俺の嘘→披露宴のスクリーンに映し出された日

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    スクリーンに映った嘘

    披露宴の中盤。司会が「お二人の思い出をどうぞ」と言いました。スクリーンに映し出されたのは、初めてのデートの写真ではありませんでした。俺と、あの人が寄り添う写真。レストラン、ホテル。見覚えのある写真が次々と映し出されていきます。手に持っていたグラスを置くことしかできませんでした。会場がざわめき、やがて沈黙する中、母が口元を手で覆うのが見えました。父はうつむいたまま動きません。隣の彼女は、まっすぐ前を向いたまま。俺のほうを一度も見ませんでした。

    そして...

    式場を出た彼女を、追いかけることはできませんでした。あの場にいた全員の視線が、まだ背中に刺さっていたからです。

    「ただの同僚だよ」。あの嘘を何度繰り返したか覚えていません。彼女が差し替えたスライドショーを見て、最初に浮かんだのは「なぜバレた」でした。自分の写真が両親の前に晒されている最中に、心配したのは自分の体裁だけだった。その瞬間の自分の醜さに、ようやく気づきました。彼女が壊したかったのは俺の体裁じゃない。「ただの同僚」という嘘で何度もごまかされた痛みを、あの場で返しただけだったのです。

    (20代男性・会社員)

    本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

    (ハウコレ編集部)

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