
「お前の親の介護なんか知らない」と言った夜から、俺は妻に何も聞けなくなっていた
ライフスタイル
父が倒れた夜
父が救急搬送されたという連絡が入ったのは、そんな夜の一つでした。病院名を確認しながら、頭の片隅で「妻にどう伝えるか」を考えていました。「来てほしい」とは言いにくかった。でも、一人では足が動かなかった。
「父が倒れた。病院に来てほしい」と言うと、声が震えていました。
妻は少し黙っていました。「知らない」と言われても仕方ないと思った。でも妻の声は落ち着いていました。「わかってる。」と。
そして…
妻はその後、俺の代わりに父の担当医と連絡を取り、入院の段取りを進めてくれていました。聞いてもいないのに、介護認定の手続きについて調べてくれていた。
「ありがとう」と言ったとき、妻は「母のときに覚えたから」とだけ言いました。返す言葉がありませんでした。
(40代男性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)


























