
「了解です。」とだけ返して席を立つ私が、後輩に説明できなかったこと
ライフスタイル
後輩からミスの報告が届くたび、私は関係部署へ自分の段取り不足として伝えていました。後輩の名前を残さないことばかり考え、その理由を本人には説明しませんでした。
後輩の名前を書かないと決めていました
私は入社8年目で、2年目の後輩の指導を任されています。倉庫からミスの報告が届くと、私は関係部署との共有チャットを開いていました。
「こちらの段取りが足りていませんでした。差し替えをお願いできますか。」
毎回、私が送っていた内容です。後輩の名前は書かず、自分の段取り不足として伝えていました。そのあと関係部署へ行って対応し、後輩には「了解です。」とだけ返していました。
新人だったころ、私自身のミスが名前つきで社内に広まり、半年ほど何度もその話をされた経験があります。同じことを後輩に味わわせたくないと考えていました。
ただ、その理由を本人へ説明することは避けました。助けていると伝えれば、恩を着せるように受け取られるのが怖かったからです。
報告が遅れても理由を聞けませんでした
そのうち、後輩から届く報告が遅くなりました。あるときは半日遅れ、差し替えが間に合いませんでした。
理由を聞こうとしても、責める内容になる気がして送れませんでした。報告そのものが来なくなることのほうが怖く、私は関係部署と上司への対応を先に済ませました。
上司にも、自分の段取り不足として説明しました。そのことを後輩へ伝えることもしませんでした。
名指しから後輩を遠ざけることばかり考え、後輩がなぜ報告をためらうようになったのかは、本人に確認していなかったのです。
次のページへ
後輩が過去の書き込みを見た日
























