
弟の彼女に「弟をよろしく」と送った俺→改札の手前で弟から届いた2通で、早とちりに気づいた
ライフスタイル
「決めた」の本当の意味
最寄り駅で電車を降りたところで、弟からメッセージが届きました。
「なんで先に言うんだよ」
「まだ誘ってなかったのに」
改札の手前で、画面を見たまま立ち止まりました。弟の「決めた」は、誘うと決めた、という意味だったのです。
前に寄ったとき、弟がぽつりと漏らした言葉を思い出しました。
「家族の誕生日とか、重いって思われたら終わりだろ」
口数が少ないのではなく、彼女の前では言葉を選びすぎていたのかもしれません。家で彼女の話を続けていたのは、その練習だったようにも思えました。
「悪い、完全に早とちりした」
それだけ返して、改札を抜けました。
そして...
弟から次のメッセージが届いたのは、アパートの鍵を開けたあとでした。
「来てくれるって」
「兄貴も、当日ちゃんと謝って」
「わかった」と返してから、彼女とのチャットを開きました。最後に並んでいるのは、俺の送った2通のまま。謝る文を打ちかけて、やめました。弟に言われたとおり、当日、顔を見て伝えるほうがいい。
母に電話をかけ、誕生日の料理はそのままで大丈夫だと伝えると、「よかった」とだけ返ってきました。弟が何と言って彼女を誘ったのかは、聞かずにおきました。
(30代男性・会社員)
本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。
(ハウコレ編集部)





























