
母を巻き込んで妻に嘘をついた夜。「本当のことを話して」と迫られた俺が、初めて気づいたこと
コラム
嘘をつく前から、これは間違いだとわかっていました。それでも、他の方法が思いつかなかったのです。
元カノからの連絡
元カノからメッセージが届いたのは、仕事帰りのことでした。「交通事故を起こしてしまって、示談金が足りない。誰にも頼めなくて」という内容でした。
妻は元カノの存在を快く思っていません。付き合い始めた頃に「その子とは縁を切ってほしい」と言われていて、今も連絡を取り合っていることは内緒にしていました。事故のことを妻に正直に話せば、また言い争いになる。その予感が、俺の判断を狂わせました。
元カノの提案
元カノに連絡をして話し合いました。「妻には言えないから、お金を立て替えることは難しいと言うと、元カノは「あなたのお母さんの名前を出せばお金を出してもらえるんじゃない?」と言い出しました。
乗っかってはいけない。そう思いながらも、俺は妻に「母が交通事故に遭って、示談金として30万必要なんだ。貯金から出してもらえないか」と伝えました。妻は「わかった」とすぐに答えました。その返事の早さが、胸に重くのしかかりました。
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「本当のことを話して」

























