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「自営業って、収入がある人のことを言うんじゃないの」正社員の私が、限界の夜にようやく口にできた言葉

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夫が「自営業をやってみたい」と言い出したのは、子どもがまだ小さいころのことでした。自分のペースで働けるし、家にもいられる。そう聞いて、悪くない選択かもしれないと思っていました。でもあれから何カ月も経つのに、収入になるものは何ひとつ生まれないまま、今日も夫はソファにいたのです。

通勤電車の中で、ため息をつく朝

毎朝、身支度を整えて子どもを保育園に送り届け、そのまま会社へ向かいます。正社員として働くことは、簡単に休んだり抜けたりできるものではありません。責任のある仕事を任されている充実感はありますが、その分プレッシャーも小さくありませんでした。夫は「今日もアイディアを考えてる」と言いながら、私が出かけるころにはまだパジャマ姿のことも多かったです。通勤電車に揺られながら、何とも言えない気持ちを胸の奥にしまって、また今日も一日を始めていました。

帰宅しても、終わらない一日

仕事を終えて保育園に迎えに行き、夕食を作り、お風呂に入れて、寝かしつけます。家に帰ってからも、私の仕事はずっと続いていました。夫は「手が空いたら手伝う」と言いますが、その「手が空いた」タイミングはなかなか来ませんでした。疲れを口にしても「もう少ししたら軌道に乗るから」と返ってくるばかりで、いつしか何も言わなくなっていました。心のどこかで、期待することをやめていたのかもしれません。

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あの夜、出た言葉
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