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「嫁のくせに」と言い続けた正月→息子の一言で帰省が途絶えてしまった

コラム

息子から届いた「拒絶」

正月前、息子から電話がかかってきました。「今年は自宅で家族だけで過ごす」。その言葉に、反射的に声を荒らげていました。「嫁として当然のことなのに」「毎年来ているのにいまさら何を言っているの!」と。

しかし息子ははっきりとこう言いました。

「妻は家政婦じゃありません。毎年どれだけ大変だったか、僕はずっと見て見ぬふりをしていた。もうそれはやめます」

電話はそこで切れました。受話器を置いた後、しばらく動けませんでした。見たくなかった現実を突きつけられた衝撃が胸を貫いていたのです。息子の口から出た「家政婦」という言葉。それはまさに、私が嫁に対してしてきたことそのものでした。

そして…

今年の正月、息子一家は帰ってきませんでした。静まり返った居間で、夫は黙ってテレビを見ているだけ。おせちを広げても、箸をつける人がいない。去年まで当然のようにそこにいた嫁の姿がないだけで、こんなにも家の中がしんとするとは思いませんでした。

来年の正月、息子たちが帰ってくるかはわかりません。けれどもし許されるなら、今度は私が台所に立って迎えたい。そう思えたことが、遅すぎる第一歩なのかもしれません。 

(60代女性・主婦)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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