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同僚に「英語もできないの?」と言い放った私→翌週、彼女が通訳なしで商談を回す姿を見て言葉を失った話

コラム

何気なく放った一言が、自分の小ささを突きつけてくることがあります。あの日、私が会議室で言ったことは「何気ない」などではなく、明確な悪意でした。

見下すことで保っていたプライド

私には留学経験がありました。大学時代に1年間アメリカに滞在した経歴は、この部署での私のアイデンティティそのもの。英語関連の業務では頼りにされ、周囲から一目置かれていると思うことで、自分の居場所を確認していたのです。

だからこそ、彼女の存在が気になっていました。留学経験もなく、帰国子女でもない彼女が、少しずつ英語の業務に関わるようになっていたこと。正直に言えば、自分の領域を侵されるような焦りがあったのだと思います。

会議室で放った言葉

あの日の打ち合わせで、彼女が海外の資料を読む場面がありました。少し詰まった、ほんの一瞬のこと。そのとき私の口から出たのは、「え、英語もできないの?この部署にいて恥ずかしくないの?」という言葉でした。

会議室が静まり返ったのはわかっていました。彼女がうつむいたのも見ていました。それでも、言ったことを後悔する気持ちより、「自分のほうが上だ」と示せたことへの醜い満足感が勝っていたのです。周囲が気まずそうにしている空気すら、自分の発言に影響力があった証拠だと、都合よく解釈していました。

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